ジェンダー外来
ジェンダー外来
近年、各種メディアで、「LGBTQ+」という言葉を目にする機会が増えています。これは、多様な性自認(自分の性別をどう認識するか)や性指向(どの性別を恋愛対象とするか)などを示します。その中の「T」にあたる、「トランスジェンダー」が、当院の性別違和に関する専門クリニックの対象となります。
トランスジェンダーとは、性自認に関する言葉で、「心と体の性別が一致しないこと」を意味します。その中には、身体は男性だが自分の本来の性別は女性だと認識する方や、身体は女性だが自分の本来の性別は男性だと認識する方、また、自分はどの性別にも当てはまらないと認識するXジェンダーが含まれます。当然、自分の身体への違和感を持つこと少なからずあります。その場合、精神科医師による判断のもと、身体的治療へ進みます。
当院では、ホルモン療法という形で皆様をサポートいたします。
精神科医師により、ホルモン療法への移行に問題がないと判定された場合には、ホルモン療法の導入からご対応いたします。
その際、以下の点について確認します。
ご本人が選択した性別で生活することを支援することも重要なことと考えます。ホルモン療法をしていく中で、副作用の有無や困ったことが起きていないか、などを確認した上でホルモン補充継続を目指します。
※当院では、判定会議(福岡大学病院等)でホルモン療法の許可が出た方に限定させていただきます。受診の際は、紹介状ご持参の上、来院をお願いいたします。
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